■教育理念■(教育の三本柱)
■教育方針■
● 正しい判断の出来る人に
● 相手の事を考える人に
● 進んで物事をする人に
● 色々の規律を守る人に
● 善悪に対する意思表示の出来る人に
■園訓■
強く、明るく、元気よく。
●幼児は5才にしてその一生を学ぶ●フレーベル(西ドイツ)
子供の発達と教育目標
保育という営みは、子どもが将来りっぱな社会人として生活できるようになることを目指している育成の営みです。
家族は子どもが生まれ生活する中で、主として家族との触れ合いを通じて成長していく場ですし、幼稚園では教育そのものを課題とし、同年齢の子どもを一つの集団として教育していく場です。この二つの場は、子どもにとって切っても切れない二つの両輪で、年齢が小さければ家庭と幼稚園の役割が重なり合う部分が多くなりますし、年齢が進むにつれ、それぞれの大切な役割を果たすことになります。
子どもをどんな子に育てようかという目標を、両親は持ってみえると思いますが、幼稚園にも目標があります。
年齢別の教育目標
教育の目標へと近づけていくためには、目の前の子どもたちがどのような生活をしているのか、特にどのような発達の段階にいるかということを、はっきりと理解して指導していかなければなりません。
例えば5歳の子どもにやってわかることを3歳の子どもに言っても無意味ですし、4歳の子どもなら出来ることを2歳の子どもにやらせようとしても、無理なことです。同年齢でも4月生まれの子どもと3月生まれの子どもでは1年の開きがあり、年齢が小さければ小さいほどその差は出て来ます。それを念頭におき、年齢の特徴と教育目標をしっかりとつかんで指導すべきだと思います。また目標のわく、集団のわくにとらわれて一人ひとりの個性が無視されることのないように、幼稚園では個人記録を作成し子どもに応じた接し方を心がけています。全体的な目標は、子どもの体位向上や時代の流れにより変わってくるものでもあり、家庭によっては「もっとやってほしい」「それほどやらなくてもよい」など意見も色々あると思います。様々な機会を通して、子どもにとって何が大切なのかを考え、より適切な目標を定めていきたいと思います。